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2008年11 月

2008/11/26

道の駅と住宅

道の駅」の関係者にお会いする機会がありました。

「道の駅」は、全国では885箇所が国土交通省に登録されているとの事(平成20年9月24日現在)。
道路利用者に休憩や買い物等で利用され、手軽に地域の情報や産物を得る事が出来て好評である「道の駅」。房総地域にも多く、私もドライブ時には良く利用している。

他の地域でも似たところがあるだろうが、ここ房総地域では市街地が拡大した一方で人口増が終り、日常生活や買い物には車が欠かせない。

だが、高齢化とともにますます車の運転が難しくなる。
そこで、各地の便利な所にある「道の駅」が地域の生活支援拠点に活用するのはどうだろう。地域のフリーマーケット・スーパー・ショッピングセンターとしての活用が可能なのではないか。

2008/11/18

ハイブリッドに繋げたい

20081117a 皆で力を合わせて事をなす。社会づくり地域づくりの第一歩。

その際に大切な事は、特に、他分野の人脈や別分野の技術とを繋ぎ合わせる事が優れた成果を挙げるのに効率的な方策に思います。

杉並区和田中学校元校長の藤原和博氏の講演を聞きました。社会と学校を繋いだ発想と行動は良く紹介されています。「つなげる力」の本では、「まったく違う要素をつなげる、新しい人生が開ける。」とあります。

ガソリンエンジンとバッテリー電気モータとのハイブリッド自動車の効率は驚異的です。一つ一つの技術を複合化させることで、素晴らしい効果を生み出しています。

地域再生では、「よそ者・バカ者・わか者」が必要とか良く言われます。

それは、従来からの枠に囚われず、自由な、ハイブリッド的発想が出来るからでありましょう。

桃太郎も「犬・猿・雉」の多様なキャラの長所を活かして成功です。桃太郎型の地域づくりがポイントで、俺が俺がのお山の大将の「金太郎型」では成功しません。

地域資源としての、豊かな自然資源、賢い人的資源を様々にネットワークして、ハイブリッドして、房総の良さをエンジョイ出来る「上総スタイル」をイメージして魅力ある、元気な地域の再生に頑張りたいと考えています。

20081117b

2008/11/08

物の見方・視点により判断は全く逆になる ~靴とアクアライン~

皆さんは有名なアメリカでの社員教育の話題をご存知でしょうか?
靴会社での「市場調査の見方」についてです。

アフリカか何処の村で、住民全員が裸足である写真を見ての判断。

  • 一人は「とても靴は売れない。市場として見るには無理」との報告
  • もう一人は「凄い膨大な市場になる」との報告

どちらが優秀なセールスマンになれる可能性を持っているかは自明です。

誰も靴を履いてない=そこに市場が無いと判断することも確かに出来ますが、誰も靴を履いていない=全ての人が顧客になりえるという判断も勿論出来ます。

そして、全ての人が顧客に”なりえる”という事は、全ての人を顧客に”するため”にはどうすれば良いのかという事も考えなくてはなりません。

市場を見つけ、市場を創造する。

ここまで出来れば本物の”優秀なセールスマン”でしょう。

 

近々変更になりそうなアクアライン料金についても前述の例と同じく、見方次第で判断が変わってくると思います。

アクアライン料金がいよいよ1000円程に下がりそうです。
asahi.com:アクアライン通行料「3千円を千円に」 自民が検討 - 政治

  • ますます木更津の購買力が東京に流出してしまうと嘆くのか
  • 東京の購買客が来やすくなりビジネス機会が増えると捉えるのか

ぜひ後者のスタンスで、魅力ある売れる商品企画を進めたいものです。

2008/11/06

蘖(ひこばえ)の水田

「あーっ、秋の今頃、水田が新緑で青々している。何?それ?」

20081106c

大阪から来た義母がバスからの眺めに不思議がっていました。
それは、稲刈り後に残された稲の切り株から、蘖(ひこばえ)・・・孫生(ひこばえ)とも書くそうですが、元気に芽を出し、なんと稲穂までだしているではありませんか。

20081106b_2稲の収穫後に田を畑として麦や野菜を栽培する二毛作や、稲として二期作をすることが少なくなっているのでしょうか?以前より見かける機会が多い気がします。

地域的には、台風を避けて早稲を中心に作付けし、稲を早く刈り取る関東や、九州地方に多く見られ、東北や北海道地方のように晩生を中心とする地域では稲を刈り取った後、寒くなるのが早く、蘖(ひこばえ)が見られる機会が少ないように思います。
以前秋田県に3年弱、居住していましたがあまり見かけた記憶にありません。
秋田県の最近の状況は如何でしょうか?

蘖(ひこばえ)による稲は不揃いで、実りも良くないことから収穫されることは少ないようですが、以前は、鳥〈家庭で飼育する鶏等)の餌にしていた事もある、と母は語ってくれました。

20081106a更に、蘖(ひこばえ)で不思議なのは、稲にも、多年草〈宿根草)と一年草の二種類があり、日本種のジャポニカ系は多年草の系列に属するらしいとの事。
 刈り取った後、田に水を張っておくと見事に蘖(ひこばえ)が発生するのは、その種の特徴かも知れません。ポリバケツ等での蘖(ひこばえ)事例もあるようです。

もし、稲が基本的に多年草なら、毎年、田起し、籾蒔き、田植えというプロセスを踏まず、宿根を活用して栽培することで、根の成長に係るエネルギーを出来るだけ、籾の育成に向ける事で、収量をあげることが出来ないかとも考えます。

いずれ、稲は、水耕栽培であるが故に1000年間も継続して連作が効くという、日本人のみならず人類に貢献する素晴らしい植物です。「水田は地球を救う」との本を読んだこともあります。

改めて、世界的な食料問題への注目、日本の食料自給率確保、を踏まえて、地域資源の活用からも農業・稲作を考えてみたいものです。

また、東北地方等で、白鳥等の渡り鳥が来る地域で、人工的な餌付けは避ける事になりますが、もし、冬季に向かってもこのような蘖(ひこばえ)の稲籾が田に残っていたらこのような
飛来した渡り鳥にとって良い餌になると思われます。

萱(ススキ)とか、多くのイネ科の植物は多年草なのかも知れません。新たな栽培方法も考慮できるでしょうか?

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石川 哲久

千葉県木更津市在住。
昭和45年、東京大学工学部都市工学科卒業後、建設省に入り住宅局・都市局・計画局・国土庁等で、都市・建築・住宅行政に携わってきました。

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