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2009/04/11

「房総ライフ」という雑誌にインタビューが載りました

Top_3 現在本屋にて販売中の「房総ライフ」という雑誌があるのですが、そちらの雑誌に私のインタビューが載りました。

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以下、インタビューのやり取りです。

 長年、日本中の街づくりに携わり、また世界の街を見てきた石川さんから見て、房総の魅力を教えてください。

 一言でいうと、立地の魅力が大きいと思います。首都圏に近い環境にありながら、海・山の自然も豊かで温暖。それから、アクアラインや館山道など、首都圏へのアクセスも整っていますし。とても住みやすい要素というのが整っていますね。北海道から九州まで色々見てきましたが、実は自然が豊かなところはたくさんある。ですが、大都市…日本の中心地に近い場所でこれだけの自然が残っているのは珍しいと思います。また、都内でも房総を一番近くにある「緑のオアシス」と捉えている方も多いですね。

 なるほど。最近はアクアラインの影響で、南房総の中でも木更津・君津・富津・袖ケ浦といった、いわゆるかずさ地域が移住の候補として注目されていますが、南房総の中にあってかずさ地域はどんな場所だと思いますか?

 かずさ地域は、鴨川や館山などといったリゾートエリアと東京・横浜などの大都市地域とのちょうど中間なんですね。それは何を意味するかというと、どちらにも1時間程度でアクセスできる、ということ。つまり、都市機能とリゾート、2つのライフスタイルをエンジョイできる場所なのです。そこへ、土地の価格の安さが追い風となって、老若男女問わず「移住組」が増えているのではないでしょうか。

p> アクアラインの存在がとても大きいというのはわかりました。ですが、アクアラインができてすでに10年が経過しています。なぜ、今その現象が起きているのでしょうか?

 言い方が悪いかもしれませんが、ようやく首都圏の人たちが「アクアラインの使い方」を理解してきた、ということだと思います。実際に、アクアラインに乗って房総に訪れてみたら「こんなに近かったんだ」と実感した方も多いのではないでしょうか。

 「アクアラインの使い方を理解してきた」というのは、確かにそうですね。その新しい方向性によって、南房総にも新たな風が吹き始めたような気がします。

 そうだと思います。やはり、その街の活力となるのは人なんです。まずは、来てもらえる、住んでもらえる、ということが大きいんですね。人がそこに集うことによって、人と人が繋がり、文化やコミュニティを形成して、そこから雇用だって生まれる。例えば、学校や病院、商業施設もそうですね。そう考えていくと、湘南や茅ヶ崎などと同じように、南房総に住む、ということがある種のステータスになっていく可能性を秘めているということです。
 私が長年、街づくりに携わってきて感じたことですが、今、房総が首都圏の老若男女に注目されている理由の1つは、団塊の世代にあると思うんです。団塊の世代は、俗にいうモーレツ社員という言葉に代表される通り、高度成長の中でこの日本を創ってきました。その人たちのほとんどが、故郷を離れて東京や大阪に居を移した人たちばかりだったんですね。そういう人たちが今、定年を迎えるにあたり、ある種の「ふるさと探し」をしているように感じるのです。
 また逆に、モーレツに走ってきた親の背中を見て育った子供たちは、仕事だけではなく余暇の時間を大切にするために、便利さは失わずのんびりと暮らせる住環境を求める傾向にあります。つまり、そういった多様な価値観やニーズに応えられるのが房総であって、それが今の人気に繋がっているのだと思います。

 最後に、これから南房総に移住を考えている方へメッセージをお願いします。

 少し大袈裟かもしれませんが、南房総の中でも特にかずさ地域は、世界水準の街並みを創れる可能性があるんです。自然はもちろん、食、文化、歴史が揃っていて、さらに「東京が使える」んですね。しかも、これから羽田の国際化が進めばますますその価値は増していくでしょう。百聞は一見に如かず、思い立ったらすぐに来て、豊かな人生を送る魅力的な風土を体験してもらうのが一番だと思います。

この房総ライフと言う雑誌は、房総の魅力が詰まった雑誌です。本屋などで見かけた際には是非。

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「房総ライフ」という雑誌にインタビューが載りましたを参照しているブログ:

コメント

加藤登紀子さんの記事につられて「房総ライフ」を求めました。
あけてびっくり!石川さんのインタビューページを読み、木更津にもこんな人がいたのかと嬉しくなり投稿しました。
私ども夫婦は4年半前にアクアラインをキーワードにセミリタイアの地を君津に決めました。インターに近く東京に1時間以内で行ける田舎、当時地価は長年住んだ杉並区の20分の1、4倍の広さの土地に新築の家を建て、主人の念願の温室もつくりなお十分なゆとりがあるこの家は空が広く小山も借景になっていてすごく気に入っています。
半年後3軒先の中野から越してきた方は、うちと同じく週1東京に行けばよく、鴨川の釣り船と東京の中間地点だからここを選んだと言っていました。
ともかく”アクアライン”がなかったら、東京へのアクセスからしてこの地は選んでいませんでした。
先月、アクアラインの料金も安くなり、いよいよ東京のベッドタウンとして注目されてくるかと思われます。
そして、袖ヶ浦・木更津・君津・富津はおっしゃるとおり世界水準の街並みを創れる可能性が地理的にはあると私も思います。
木更津駅から港までのエリアはマンション、一戸建て、老人ホーム等の住宅エリアにして、必要なスーパーや、おしゃれなお店を入れ、港周辺は”みなとオアシス”にふさわしいリゾート地のようなハーバー付き住宅を創ったら景色が一変することでしょう。
ただしかし・・・です。
四年半住んで感じることは、地元の方々は本当によそから人が移住してくるのを歓迎するのでしょうか。現状では決していいとは思っていないが、それ以上によくしたいという気があるのか、食べていければ変化は求めないというスタンスの人が多いように感じます。
人柄は温かく明るくていいのですが、従来の自分の地位や影響力を脅かされることを嫌う傾向にあるため、その中によそからの人が入るのではなく、たとえば杉並区荻窪1丁目を切り取って持ってくるみたいな街づくりならお互い住みやすいのかなと思います。
また、そとの人と地の人ではかずさ地域の良さの認識にずれがあります。
長くなりましたが、私としては東京からいっぱい友人達に来てもらいたい、住んでもらいたいと思っておりますので、満足できる街にしていただきたいのです。
お聞きしたいこともありますが、本日はこれまでにいたします。

コメントありがとございます。

まったく、ご指摘の感がします。僕も何回も全国を転勤しました。
例えば、つくば市にも3年間ほど居住しましたが、ここでも研究学園が建設された40年近くの前からの当初に引っ越された方々と更に以前からの方々、また、最近になりにつくば市に引っ越された方々(TXの開通も大きい影響でしょう)との関係はすんなりとは行かないみたいです。つくば市のように多くが新住民である地域でも以前から(ほんの10年程の事でも)住んでいる方と引っ越されたばかりの方々との交流は大変でした。

新しい居住者の方々が、前からの地域社会にすんなりと受けいれられるには、相互の努力と理解が不可欠と思います。
まして木更津市のように歴史と伝統のある地域では、新たに居住された方々にとって、必ずしも住みよい地域社会ではない、なかなか参加しにくい社会だとの声も聞きますし、事実、家内も少し苦労しております。家内の友人にも同様の感想をお持ちの方もあるようです。
以前からの方々の地域づくりへの努力も大いに評価すべき事と思いますし、歴史とか経緯はとても大切ですが、新たに各地から来訪された方々の新鮮な感覚・幅広い経験を加えて、力を合わせてゆくことが、魅力のある地域を作るうえでは必要に思います。半分の市民でなく全員の市民の力が必要です。

是非お力をお貸しください。そして、広く全国・首都圏に木更津市、上総地域を発信して、誇れる地域、住みよい地域を作りたいと思います。

西口の一体は本当に港町の魅力と歩いて暮らせる優しい地域にしたいものです。

豊かな熟成した住宅地には素敵なレストランとか喫茶店とかがありますね。以前世田谷区の梅が丘や千歳船橋、千歳烏山にも住んでいました。成城学園のテニスコートにも友人がおります。テニスは木更津市のほうが沢山できるかなとも思いますが、自然環境と社会関係で総合的な魅力の溢れる地域を作りたいものです。


ありがとうございます。

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石川 哲久

千葉県木更津市在住。
昭和45年、東京大学工学部都市工学科卒業後、建設省に入り住宅局・都市局・計画局・国土庁等で、都市・建築・住宅行政に携わってきました。

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